福岡県卓球協会会長
井上 順吾
新年明けましておめでとうございます。旧年中は大変お世話になりました。
本年は「卯(うさぎ)」の年です。卯(うさぎ)は穏やかで温厚な性質であることから「家内安全」。また、その跳躍する姿から「飛躍」、「向上」を象徴するものとして親しまれてきました。他にも「植物の成長」という意味もあり、新しいことに挑戦するのに最適な「年」と言われています。
福岡県卓球協会としても飛躍の年にしたいと願っています。
昨年は、福岡で誕生した女子プロ卓球「九州アスティーダ」が2シーズン目を迎え、加藤美優選手をはじめ外国人選手ニーナ ミッテルハム(ドイツ)、シン ユビン(韓国)といったパリオリンピック代表候補選手も参戦しました。9月には「第3回パリ五輪代表選考会TOP32」を福岡市で開催しました。12月には「第31回東アジアホープス卓球大会」を北九州市で開催し、国際大会の気運が盛り上がってまいりました。
福岡県が有する早田ひな選手の大活躍が福岡に元気をもたらしています。現在パリ五輪代表選手の最有力候補として戦っており、福岡からオリンピアンが誕生することを私たちは願うばかりです。
そのパリ五輪の代表最終選考会TOP32は12月中旬に北九州市で開催する予定となっています。さらに、(公財)日本卓球協会は福岡県と共に「2028世界卓球選手権大会(団体戦)」に名乗りを上げ、北九州市での開催を目指してまいります。
終りに、会員の皆さま方には、自分の研鑽と健康づくりはもちろんですが、次代の卓球界を支える子どもたちのためにご尽力をいただきますことを心からお願い申し上げます。